蓼科別荘 屋根葺き替え

当初、別荘の屋根に覆い被さっている枝の伐採と、屋根の上の落ち葉や枝を落とす作業のご依頼でした。しかしその作業で屋根の上に乗れないほど傷んでいることが発覚。急遽、ガルバリウム鋼板に葺き替えることになりました。

工事前。苔が生えてしまっているところや、下地の板が腐っている部分がありました。

屋根の上の落ち葉を清掃し、腐っている板は剥がして、新しいものに交換しました。

次に垂木に沿って桟を打ち付けていきます。古い屋根材は落ち葉に埋もれていたため湿気が残っており、新しい屋根を葺いた後でも通気をして乾燥させるためです。軒先を空気の入口、棟を空気の出口になるように、換気ガラリを後の工程で取り付けます。

その上から下地となる構造用合板を打ち付けていきます。

合板の上に、防水シートであるアスファルトルーフィングを張っていきます。

ガルバリウム鋼板で仕上げて、換気棟(写真の左のほうに写っているもの)を取付け、屋根工事完了です。