蓼科別荘 ウッドデッキ補修

写真では分かりにくいですが、このウッドデッキ、床面全体が沈んでいます。

なぜかと言うと、、、

床を支えている梁が、腐って今にも落ちそうになっているからです。
本来は直行する右側の梁と、下側が揃っていたはずですが、5cmほど下がってしまっています。
本来は床を支えるべき梁が、逆に床板に吊られている状態で、辛うじて落ちないでいます。
が、上に乗ったら間違いなく落ちます。

また、別の場所にはカビやキノコが生えてしまっています。
かなり広い範囲なので、こうなってしまったら解体して作り直す方が、長い目で見れば安くなると思うのですが、色々な事情があり、今回は応急的に部分補修することになりました。

まずは補強材を受けるための角材を、元々の梁にボルトで取り付けます。


そして、腐った部分をできるだけ削り取り、新しい木で埋めます。
下がってしまった梁をジャッキで持ち上げ、補強の角材をボルトと金物でしっかりと固定します。

更に、腐って踏み抜けそうな床板は、新しいものに交換しました。
材料が緑色なのは、防腐注入処理されているからです。
他にも所々補強を入れました。
これで、あと2~3年は大丈夫だと思います。